2019-03-26 第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
○政府参考人(名執雅子君) PFI刑務所の一つである島根あさひ社会復帰促進センターにおきまして、盲導犬候補の子犬、パピーを生後二か月から十二か月になるまで受刑者が養育し、基本的な社会化訓練を実施する盲導犬パピー育成プログラムを実施しております。 また、同じくPFI刑務所である播磨社会復帰促進センターにおいては、障害を有する受刑者に対して犬を使ったアニマルセラピー講座を実施しております。
○政府参考人(名執雅子君) PFI刑務所の一つである島根あさひ社会復帰促進センターにおきまして、盲導犬候補の子犬、パピーを生後二か月から十二か月になるまで受刑者が養育し、基本的な社会化訓練を実施する盲導犬パピー育成プログラムを実施しております。 また、同じくPFI刑務所である播磨社会復帰促進センターにおいては、障害を有する受刑者に対して犬を使ったアニマルセラピー講座を実施しております。
いわゆる英米法系では、PFI刑務所において、権限委任の理論というんでしょうか、要するに、全ての権限は、それが正当に行使される限りにおいて私人にも委任ができるという整理で運用されているようでございます。 我が国のPFI刑務所におきましては、基本的に、まず、非権力的業務は私人に委託することもできる。
ただ、多少のトラブルはございますけれども、今のところ、PFI刑務所につきましては、官民協働体制のもとで、おおむね順調に運営がなされているものと承知しております。
○谷垣国務大臣 PFIを導入しましたときに、かなりあのときは定員なんかも満杯でございましたから導入しましたが、現在、若干ゆとりが出てきたというか収容者が減っておりますので、今時点でPFI刑務所をさらにつくっていく、ふやしていくという計画はございません。
私、昨年、法務委員会に初めて入りましてから、栃木の刑務所やPFI刑務所、女子刑務所、それから、田村先生が学ばれた千葉大のすぐそばにございます千葉刑務所、私の地元でございます、ここはLAといって、十年以上の方で、そして犯罪傾向の進んでいない方が入っております。それから、先生の三重県にも津に刑務所がございますね。
現在、先生おっしゃいましたように、PFI刑務所は、一応、職員の勤務軽減とか、受刑者に対する処遇プログラムとか職業訓練とかで、民間のノウハウが生かされておおむねうまくいっておりますので、これだけにとどまらず、先ほどおっしゃいましたような公共サービス改革法ですとか、いろいろな工夫をいたしまして、できることについては拡大してまいりたいと思っておりますし、平成二十六年度予算におきましては、刑務所内の給食業務
私は、この読まれた順序とは裏腹に、この間、半年ぐらいでございますが、この問題の実態をいろいろ勉強させていただいて、栃木の刑務所、PFI刑務所の後に、地元の千葉の刑務所や市原の交通刑務所も見に行かせていただきました。あるいは、協力事業主の方々との意見交換会、それから保護司の方々との意見交換会をやらせていただきました。印象は、むしろ現場の方が意識が高いんじゃないかなという印象なんです。
精神障害者に対する処遇プログラムですけれども、まず、三カ所ありますPFI刑務所におきましては、専門的な医療措置を必要としない、そこまでには至らない精神障害者あるいは知的障害を有する者等を収容する特化ユニットというものを設けておりまして、コミュニケーション能力の向上等を目的としたプログラムはやっております。
発達障害を有する受刑者に関しまして、例えば三つのPFI刑務所におきましては精神障害等の障害を有する者を収容する専門の特化ユニットを設けておりまして、障害と向き合いつつコミュニケーション能力の向上等を目的とするプログラムを実施しておりまして、発達障害を有する受刑者につきましてもその対象となっているところでございます。
ただ、この被収容者の人員の適正化の方は、PFI刑務所の整備ですとか、あるいは犯罪の検挙人数の減少等もあって、今のところ落ちついている。今回の一部執行猶予制度の導入などの改正というのは、社会内処遇の充実による再犯防止を主なテーマとしている、こういうふうに捉えているわけでございます。 平成十九年版の犯罪白書だと、三割の再犯者によって約六割の犯罪が行われている、こういう事実が明らかになっておりますね。
また、PFI刑務所の中でも、例えば島根のあさひ社会復帰促進センター、こういうところでは、いわゆる小動物と申しますか、例えば盲導犬パピー育成プログラムとか、あるいはホースプログラム、こういうようなものを取り入れまして、動物愛護プログラムを実際に実施している、こういう現状がございます。
また、刑務所においても、保護観察所と緊密に連携しつつ、釈放後に福祉サービスにつなげるための調整を実施するほか、健康管理の重要性や社会福祉制度等を理解していただくための指導や、一部のPFI刑務所において専門スタッフによる処遇を行うことを取り組んできているところでございます。
今おっしゃられたように、PFI刑務所については、今現在四施設あるんですけれども、そのうちの三施設、島根あさひ、それから喜連川、そして播磨の社会復帰促進センターにおきまして特化ユニット、つまり高齢者を含む障害を有する受刑者の方々を対象としたものを設けさせていただいているということでございます。
高齢受刑者の処遇については、疾病の早期発見、あるいは作業、食事等に関してもその者の心身の状況によく配慮をしていくこと、さらに円滑な社会復帰の促進のための健康管理の重要性とか、あるいは社会福祉制度の理解を進めること、それから、特にPFI刑務所のうち三施設については、高齢者を含む障害を有する受刑者を対象とした特化ユニットを設けて専門スタッフによる処遇を実施するといったことをしてきておりまして、また自立が
三年前に我が国初めてのPFI刑務所が、まあ刑務所という言い方がいいのかどうか分かりませんが、行刑施設ができました。現在は四つが動いているというふうに承知しています。島根県、栃木県、兵庫県、一番最初は山口県でしたか。
委員会におきましては、PFI刑務所での新規事業者参入の可能性、矯正教育等を民間委託の対象とする妥当性、社会教育施設の一体的管理による地域の活性化等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本法律案に対し四項目から成る附帯決議を行いました。
PFI刑務所を全国展開していくことについては、考え方そのものについては否定するものではありませんけれども、実際に受注する、あるいは受注することのできる企業グループというのは、このセコムと綜合警備保障の二つに絞られるのではないかということなんです。 実際、今現在、PFI刑務所として動いている四つのうち、どうなっているかといえば、先ほど例に挙げた美祢と喜連川がセコムですよね。
次に、PFI刑務所の全国展開の部分について伺いたいと思います。 これは、既に四つのPFI刑務所が特区制度によって実績を積み、今回全国展開をしようというものであります。具体論に入る前に、少し過去の経緯について伺います。 そもそも、このPFI刑務所、平成十三年四月、小泉政権の下の総合規制改革会議において実施の方向性が打ち出されております。
○徳永久志君 それでは、このPFI刑務所の第一弾として実施されたのは美祢社会復帰促進センターであります。このPFI刑務所第一号であるこのセンターを落札した企業グループはどちらになりますか。
今後につきましては、三つのPFI刑務所におきましても収容人員が増加してまいりますし、また、保管、複製が必要となる場合が増加することが見込まれるわけでございます。また、民間事業者におきましても業務に習熟していくことが考えられます。こういった点を勘案いたしまして、今後につきましては、契約内容どおり、民間事業者において実施していくよう指導してまいりたいと考えております。
○尾崎政府参考人 四つのPFI刑務所のうち、美祢社会復帰促進センターを除く、島根あさひ、喜連川及び播磨の三つの社会復帰促進センターのPFI事業におきましては、発受を禁止し、または差しとめた信書等の保管及び複製、委員御指摘の業務を含む信書等の検査補助に関する業務をPFI事業者に委託しておりますけれども、実際には、保管及び複製に係る業務につきましては、国の職員がこれを実施しているという実情にございます。
ちょっと余談でありますけれども、PFI刑務所については、過去の整備の実態からいうと、山口県がまず最初で次は島根県と来ましたので、山陰の仲間としては次は鳥取県が来るかなと実は期待しておったんですが、飛ばされまして、ほかのところのどこかに行っちゃったのでありますが。
また、先ほども申し上げましたけれども、現在のPFI刑務所におきましても、民間事業者の職員につきまして、研修あるいは訓練に力を入れておりまして、こういったことを通じて、業務の適正かつ確実な運営が図られるというふうに考えております。
○尾崎政府参考人 各PFI刑務所におけるいわゆる正規、非正規の内訳でございますけれども、美祢社会復帰促進センターでは、業務に従事する民間職員の総従業員数二百七十八……(吉井委員「私が挙げたので間違いないですね。もともといただいた数字だから」と呼ぶ) はい。私も逐一見ているわけではございませんが、ほぼ間違いないというふうに思っております。
平成十九年度には最初のPFI刑務所である美祢社会復帰促進センターを皮切りに、委員御指摘の喜連川社会復帰促進センター、さらに播磨社会復帰促進センターの三つの刑務所が運営を開始しております。さらに、平成二十年十月には島根あさひ社会復帰促進センターも予定どおり開所をしたところでございます。
恐らく、先にスタートしたPFI刑務所四施設、これがそれなりに成功をおさめたからなのかなと思っておりますけれども、この四施設についての運用面等での成果というか評価というか、そういったことを取りまとめて教えていただきたいと思います。
○梶木政府参考人 今お話にありましたように、PFI刑務所として動いているのが三施設ございます。ことしの十月からもう一施設動く予定にしております。この三施設で見ますと、四十二社から作業を導入してもらっております。四月十日現在で、千七百四十六名が就業しているという状況でございます。